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逝く人は黒砂糖の甘さを残して

2012.03.16 17:55|家族
お花の師匠mikiさんのお義父さんが旅立たれた。

86歳だった。


IMG_0380.jpg



告別式にはたくさんの人が参列していた。


そして故人を偲ぶように、大きな写真達が飾られていた。



大工だった頃の若き日のモノトーン。


孫たちと一緒に楽しんだディズニーランド。


自分が建てた息子の家で、孫に見せたピースサインのおじいちゃん。



それらが色鮮やかにそこに佇んでいる。



苦しかった最期の時。


寡黙な、しかしユーモアも忘れない

優しい人だったそうだ。




IMG_0375.jpg





お孫さんからのお見送りの手紙。


泣いて泣いて、泣きながら、笑顔で…


大好きな、大好きな、おじいちゃんに

最後の手紙を読んだ。


私も、他の参列者の方達も一緒に泣いた。



私はこんなに愛されて

笑顔で見送られた告別式を見たことがない。




大好きだった祖父が亡くなった時を重ねる。



悲しくて、悲しくて、ずっと下を向いたまま泣き続けた。


ふと、ご焼香している父に目をやると

父の黒い靴下に大きな穴が二か所ずつあいていた。


悲しくて、悲しくて、おかしくて、

肩を震わせて泣き笑いした。



ユーモアたっぷりで

いつも人を笑わせているような人だった祖父。


きっと「笑ってくれよ」と

父にいたずらしたのだ。


大好きな祖父は

最後までやっぱり大好きな祖父だった。






自分が逝く時にも、


笑って見送ってくれる


そんな生き方ができるだろうか…




黒砂糖のような甘さを残しながら。



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コメント

同感!

こんばんは。
素敵な見送り方ですね。
良い死に方のためには良い生き方をしなければならない、でしょうか。目指したいですね、そんな生き方。
お父様の靴下の穴、印象的です!

yokoblueplanetさんへ

お忙しいのに、いつも見守って頂いて本当にありがとうございます。
そうですね。答えはいつも自分では見えないものかもしれませんね。
それでも後悔するかしないかは最後に分かる気がします。目指していきたいですね。
黒い靴下の穴から覗く白い足が、今でも忘れられません^^

心に残る財産

お父様の靴下エピソード、素敵ですね。
悲しいけど、ちょっとだけ笑って故人を送る事が出来たらいいですね。

高知に来る前は、私と同年代の方よりは、多くの方をお見送りしました。
生まれ育った家には近所付き合いと云うものがあって、
病床の母の代わりに葬儀のお手伝いなど、姉が結婚した後は私が引き継ぎました。
大切な人を亡くされた方の悲しみは量り知れません。
だから寄り添う事しかできませんでした。
でもそう経験をさせていただいたおかげで、今の私が在るのだと思います。
今でも実家に帰る楽しみのひとつに、近所のおっちゃんやおばちゃんの顔を見る事!があります。
これも母が残してくれた私の財産です。

大好きなおじい様が残してくれた心の財産
spoon ride 様にも沢山ありそうですね。


りんごじょうさんへ

こんにちは!コメントありがとうございます。
お返事遅くなって申し訳ないです。

祖父は本当は寿命はまだあったはずですが、自分からその寿命を縮めました。
節制していれば、まだ楽しい時間を過ごせたはずなのに、もったいない事をしてしまいました。
でも思い出は今でも鮮明に記憶に残っています。楽しかったからこそ、お別れは笑顔で言えたのかもしれませんね。
以前、NHKで「寿命はなぜあるのか」という番組を見たことがあります。人間は子育てを終えてからも長い寿命を生き、子や孫たちにたくさんの教えと思い出を残せるものでしたが、それを見てから少し自分の命の長さについても前向きに考えるようになりました。
どれくらい生きたかよりも、どう生きたかで、繋がった絆は太くもなり細くもなる。要は自分自身の問題ですものね!
またお話しましょうね。
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まとめteみた【木と家具とspoonと】

お花の師匠mikiさんのお義父さんが旅立たれた。86歳だった。告別式にはたくさんの人が参列していた。そして故人を偲ぶように、大きな写真達が飾られていた。大工だった頃の若き日のモノトーン。孫たちと一緒に楽しんだディズニーランド。自分が建てた息子の家で、孫に見...
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プロフィール

spoon ride

Author:spoon ride
いつかはspoonに乗せてもらう事を夢見る無垢家具web shopの小さなオーナーです。

物は少なくても豊かな暮らしを目指して。
子供に受け継いでゆける無垢の家具作りを、父と弟の三人四脚で進退を繰り返し頑張っています。

ご来店はリンク先
★★One story house★★
へどうぞ・・・

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